いくつけいなか

地域おこし協力隊プログラム初日
ブログ: The KyōryokuTimes
カテゴリー: 1分間の読み取り

2023年6月、日高村のブログ「いくつけいなか」 に投稿されたもの。


スコットランドから移住し、ビール醸造所の立ち上げ準備中!長年の夢を日高村で。

高知県日高村地域おこし協力隊2年目(2023年7月現在)。スコットランド生まれ。日高村出身の咲野さんと結婚し、スコットランドで暮らしていたが、自然が豊かな環境で子育てをするために2022年6月に日高村へ移住。クラフトビールの醸造家になることを目指して活動中。

マッシュ・アウト!

Q: ジョンさんが日本に興味を持ったきっかけを教えてください。

A: きっかけは子どものころに見た「SHOGUN」という映画。

日本に興味を持ったのは、8歳の時見た「SHOGUN」という映画がきっかけでした。

あるイギリス人が中国への航海中に難破して、江戸時代初期の日本に漂着し、そこで戦国大名と絆を深めながら日本で生きていく物語。主人公と一緒に、江戸時代の風習や日本の文化や、将軍について知っていく感覚がおもしろかったのを今でも覚えています。

29歳の時に日本語と日本文化をもっと学びたいと思い、仕事をやめて大学に入学しました。そして、大学3年生の時には岡山大学へ留学し、日本でも日本の文化を学んでいましたね。その時に今の妻の咲野と出会ったんです。

Q: スコットランドから日高村に移住しようと思ったきっかけは何ですか?

A: 長女が誕生して、自然が多いところで子育てをしたいと思ったからです。

娘と咲野の実家である日高村に帰ってきた時に「ここで子育てをしたい」と思ったんです。

山々に囲まれていて、近くにはきれいな川が流れ、ゆったりと静かに散歩ができる田んぼ道もある。テクノロジーに依存している生活から離れて、自然との繋がりがある環境で子育てをしたいと、以前から考えてはいましたが、日高村の環境が理想的でした。

家族の時間

あと、日高村でのクリスマスの過ごし方も好きだなと思ったんです。スコットランドではクリスマスは一大イベントで、街中がイルミネーションでキラキラして、子どもは何個もプレゼントをもらうのが当たり前。子ども同士で、どれだけプレゼントをもらったか競い合ったりもするんですよね。プレゼントを買うために借金をする人もいる程で…

でも、そうやって買ったプレゼントもすぐに飽きられていくんです。資本主義に飲み込まれて、クリスマス本来の趣旨からズレているクリスマスに、ずっと違和感を感じていました。

日高村では、クリスマスの時期に散歩をしても村中にクリスマスのデコレーションがされている訳ではないし、子どもへのクリスマスプレゼントは1つだけ。そして、ゆったりと家族でご飯を食べる。このクリスマスの過ごし方が、私にはぴったりでした。

家族の散歩

Q: クラフトビールのブルワリーの立ち上げをしようと思った理由を教えてください。

A: 20代のころからブルワリー(醸造所)を開くことが夢だったんです。

お酒を飲むことが大好きだったので、実は20代の頃から、自分のブルワリーを開くことを夢見ていました。スコットランドでは、自宅でお酒を作るのは違法ではないので、友達と一緒にビールを作ってみたりしていたんです。

ビール・フライト

漠然と「いつかビールを作りたい」とは思いながら、バーテンダーや、小売業、銀行、IT会社の起業など仕事を転々としながらキャリアを積んでいました。そうやって仕事をしていると、どうしても忙しくて、実際にブルワリーを開くために動き出すことはできてなかったんです…

そんな時に日高村に家族で住むことを決め、この大きく環境を変えるタイミングで「ブルワリーを開く」という夢に挑戦してみようと思いました。

Q: 協力隊としてMUKAI CRAFT BREWINGで研修をすることになったきっかけを教えて下さい。

A: 知り合いをたどり、ムカイさんに手紙で思いを伝えて研修生として受け入れてもらえることになりました。

日高村への移住準備を始めた頃に、日高村に住む咲野の弟からマサさん(都筑正寛さん)を紹介してもらったんです。マサさんは海外経験が長く、英語が話せる地域おこし協力隊です。

マサさんに「日高村にクラフトビールの醸造所を作りたい」という話をしたところ、日系アメリカ人で醸造所の立ち上げ準備をしている人が高知にいるよと、紹介してくれたのがMUKAI CRAFT BREWINGのムカイさんでした。

2020年、2020年、MUKAI CRAFT BREWINGがオープンしたタイミングでムカイさんにお手紙を送ったんです。自己紹介、希望や夢、自分も高知でブルワリーを開きたいと思っている理由などを、たっぷりと書いて…気がついたら便箋8枚にもなってました。もう、まるでラブレターのようでしたね(笑)

それをきっかけにムカイさんとは、ずっと連絡を取り合っていたんです。そんなご縁で、正式に日高村で地域おこし協力隊に着任した後、自然な流れでムカイさんの醸造所で研修をさせていただけることになりました。

Valve Check

Q: 日高村に来てからの活動についても教えてください。

A: 醸造に関する勉強をオンラインや現場で学んでいます。

MUKAI CRAFT BREWINGには週2日通い、ビールの作り方やブルワリーのことを学んでいます。

ムカイさんはもともと化学と物理の高校教師だったこともあり、教えるのがお上手です。ビールの作り方も化学や物理の視点から教えていただけるのが、とても面白くて勉強になります!ムカイさんは私の師匠であり友達です。

深い思考

あと、ブルワリーを建てるのに理想的な場所を探すのに力を入れています。私たちのブルワリーに来てくれた人たちには、ゆったりとリラックスしながら美味しいクラフトビールを楽しんでもらえる場所にしたいと思っています。

毎日村内を回って場所を探していますが、なかなか難航していて… いい場所を見つけても持ち主が分からなかったり、水道が通っていなかったり…逆に使っていいよと言っていただいた土地でも景色が開けていなかったり。

山あいや仁淀川の隣で景色が良くて、水が綺麗なところが良いというのは妥協できないので、理想に近い場所を見つけられるように、もっと探していきたいです。

Q: 日高村での暮らしはいかがですか?

A: いろんな人が話かけてくれるので、土佐弁も少しずつ理解できるようになってきました(笑)

近所の村の駅ひだかに買い物に行くと、外国人の私は珍しいみたいで、おばあちゃんから話しかけてくれるので、土佐弁の会話も楽しんでいます!

難しくてまだまだ分からないことはたくさんありますが、「こじゃんと(たくさん)」や「雨がふりゆう(雨が降ってる)」とか、少しずつ理解できるようになってきました(笑)

日高村は面白い人が多く、静かだけど活気があり、子育てに最適な場所だと思います。

楽しい家族の時間

Q: 今後どのような活動を行っていきたいですか?

A: さまざまなスタイルのビールを作る中で、地域の方とコラボしたいですね。

地域のいろいろな方とコラボレーションしながら、特徴的なビールを作りたいと思っています。 例えば、マサさんのタコスに合うビールや、霧山茶園のお茶を使ったビールを作っても面白いかもしれません。村で作られたいちごや山菜を使ってみるとか…

高知は食材が豊富なのでいろいろなアイデアが湧いてきて、わくわくしています!

写真:日高村地域おこし協力隊 加藤愛子

インタビュー:日高村地域おこし協力隊 村上ゆか


PS: The blog title The KyōryokuTimes is a play on kyōryokutai which is pronunciation of the final part of the programme name, the full name being chiikiokoshikyōryokutai or 地域おこし協力隊.  Hey, I like it, OK :P


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